Ur.Salonコラム

なぜ最新ドライヤーは焦げ臭くならないのか?モーターに潜む進化の秘密

なぜ最新ドライヤーは焦げ臭くならないのか?モーターに潜む進化の秘密

1. 自然の風から始まったヘアドライの歴史

もともと髪を乾かす手段といえば、太陽の光や風にあたる、いわば「自然乾燥」でした。
その後、ヘアドライヤーが登場したことで、日常の中で効率よく髪を乾かす文化が広まり、今や生活に欠かせないアイテムとなっています。

けれど、昔のドライヤーを使っていて「あれ、焦げ臭い…?」と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
一方、最近の高機能モデルではそんな心配がほとんどありません。それはなぜなのか——その理由をたどると、ドライヤーの中核にあるモーターの進化に行き着きます。

2. モーターの種類とその特徴

ヘアドライヤーに使われるモーターは、主に以下の3種類があります:

  • ACモーター:主に業務用。風量は強いがやや重く、大きい。
  • DCモーター(カーボンブラシあり):軽量で家庭用に多いが、摩耗やニオイが出やすい。
  • ブラシレスDCモーター(BLDC):高機能モデルに搭載され、耐久性・静音性・風量のバランスに優れる。

従来のDCモーターにはカーボンブラシという部品があり、これが摩耗すると焦げ臭さや火花の原因になります。一方で、BLDCモーターはこのブラシが不要なため、発熱や摩擦を最小限に抑えることができるのです。

3. 焦げ臭さの正体

ドライヤーから発生する焦げ臭さの主な原因は、上記のカーボンブラシの摩耗と、ヒーター部分にたまったホコリや髪の毛の焼けによるものです。
特に長時間使うと、これらが焦げるようなニオイとなって感じられることがあります。

4. “焦げ臭くならない”ドライヤーの秘密

最新のドライヤーに搭載されているBLDCモーターは、摩擦が起こらず火花や異臭のリスクが激減。さらに、高速回転により風の力で髪を乾かす設計が可能になります。
その結果、「熱で乾かす」から「風で乾かす」へと、アプローチが大きく変わってきているのです。

5. なぜ“熱くならない”のか? 温度制御の進化

ドライヤーの風が必要以上に熱くなると、髪や頭皮に負担をかけてしまいます。
そこで登場するのが温度センサーとマイコン制御。これにより、風の温度を常に監視・調整し、快適でダメージレスな使用感を実現しています。

6. “自分で自分を冷ます”構造的な工夫

近年のドライヤーでは、自冷機能と呼ばれる仕組みが採用されています。
これは、吸気とは別に風の通り道を設けて、モーターやヒーターに冷風を当てることで、ドライヤー自身の温度上昇を抑えるもの。
こうした構造によって、焦げ臭さの原因となる内部の熱だまりも回避されているのです。

7. 風×温度のバランスが鍵

焦げ臭くならず、熱くなりすぎず、それでも早く乾く——
その理由は、「モーター」「温度制御」「構造設計」の3点にまたがる、精密なテクノロジーの融合にあります。

もはやドライヤーは、ただの家電ではありません。風を科学し、快適さと美しさを追求するテクノロジーの結晶ともいえる存在へと進化しているのです。

8. Ur.Salonのおすすめドライヤー

●『プレミアム ビューティ ドライヤー01』

【2.3㎥/分の大風量で速乾+ダメージケア】

ー未体験のうるおい素髪へー 低温でもしっかり乾かし、速乾とダメージケアを両立。美髪を叶えたいすべての方へ、毎日のドライ時間を特別なケアタイムに変え、美しい髪を手に入れましょう。

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●『プレミアム ビューティ ドライヤー02』

【毎日のドライは、もっと快適にできる♪】

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